プレゼン資料をChatGPTで速く作る5ステップ|構成からスライド文言まで時短する方法【会社員向け】

AI・業務効率化

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「プレゼン資料、いつも作るのに時間がかかる」——これは多くのビジネスパーソンに共通する悩みです。構成を考え、文言を練り、体裁を整える。その一つひとつが地味に重く、本来集中したい中身の議論にたどり着く前に疲れてしまう。私自身、経営の現場で資料づくりに追われた時期がありました。

結論から言えば、ChatGPTを「下ごしらえ役」として使うと、資料の初稿づくりは驚くほど速くなります。大事なのは、AIに丸投げするのではなく、骨子と判断は自分が握り、手を動かす作業をAIに渡すという役割分担です。ここではそのための5つのステップを、実際に使えるプロンプト例つきで紹介します。

ステップ1|目的と相手を一行で決める

資料が散らかる最大の原因は、「誰に何を決めてもらう資料か」が曖昧なまま作り始めることです。まずは一行で言語化します。例:「決裁者に、来期の新規予算の承認を取るための資料」。この一行が、後のすべての判断基準になります。

プロンプト例:「次の社内プレゼン資料を作ります。目的『◯◯』、相手『◯◯』、時間『10分』。この条件で外せない論点を5つ挙げてください。」

ステップ2|骨子をAIと壁打ちする

いきなりスライドを作らず、まず全体の流れをAIと相談します。AIが出した骨子をそのまま使うのではなく、「この順番は相手に響くか」「結論を先に出すべきか」を自分で吟味するのがポイントです。AIはたたき台を量産するのが得意で、人は良し悪しを見抜くのが得意。ここで両者の役割が噛み合います。

ステップ3|スライド単位の見出しに分解する

骨子が固まったら、「1スライド=1メッセージ」になるよう見出しに割ります。AIに「各スライドのタイトルを、結論が一目で伝わる体言止めで」と指示すると、ぼんやりした見出しが引き締まります。見出しだけ並べて読んで筋が通っていれば、その資料はもう半分完成しています。

ステップ4|各スライドの文言をドラフトする

スライドごとに、本文・補足・想定質問への答えをまとめて出させます。冗長になりがちなので「箇条書きは3点まで、1点20字以内」と制約をかけると、そのまま貼れる密度になります。図解が必要な箇所はAIに「ここは表で整理して」と頼むと、構造化のヒントが得られます。

ステップ5|事実確認と「自分の言葉」で仕上げる

ここが最も重要です。AIの文章は一般論に流れやすく、数字や固有名詞を取り違えることもあります。事実は必ず一次情報で確認し、現場の温度感や自社ならではの根拠を自分の言葉で足す。この最後のひと手間が、ありきたりな資料を「あなたにしか作れない資料」に変えます。

自社で試してわかったこと

私の会社でも、定例の提案資料づくりにこの手順を取り入れました。これまで初稿に半日かけていた資料が、骨子から文言ドラフトまでを午前中のうちに形にできるようになり、空いた時間を「相手にどう伝えるか」の検討に回せるようになりました(数値や案件名は伏せています)。面白いのは、AIに任せたぶん、人がやるべき仕事の輪郭がはっきりしたことです。判断する、現場の実感を込める、相手の反応を読む——これらはAIには代われません。

AIは仕事を奪う道具ではなく、面倒な下ごしらえから人を解放し、本来集中すべき仕事を増やす道具だと、使うほどに感じています。

まとめ

プレゼン資料を速く作る鍵は、①目的を一行で決める②骨子を壁打ち③スライド見出しに分解④文言ドラフト⑤事実確認と自分の言葉で仕上げる、という役割分担にあります。AIに作業を渡し、判断と仕上げは自分が握る。この線引きさえできれば、資料づくりは「重い作業」から「考える時間」へと変わります。

AIを仕事に活かす考え方をもっと深めたい方は、実務に落とし込んだ書籍から学ぶのが近道です。

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